世間ではすっかり定着したYouTube。大人はもちろん、夢中になる子供も多いと思います。
でも、子供にYouTubeを見せていいものか?見せるのに抵抗感を感じる、罪悪感を感じる、というママもいるはず。
というもの、私も最初、子供にYouTubeを見せるのには抵抗感があったからです。
でも今では、YouTubeも見せ方次第じゃないかな、と思うようになりました。
その訳を今からお話ししますね。
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YouTubeを見せたくない理由
まず、YouTubeを見せたくない理由として、いろいろあると思いますが、私の場合その理由が
なんとなくいや だったんですよね。
で、その なんとなくいや、を具体的に書きだしてみました。
- 動画の内容が、子供にふさわしくない
- クオリティが低そう
- 目が悪くなりそう
- 夢中になりすぎる
- すぐに影響を受けそう
こんなところでしょうか。こんな感じでなんとなくイヤ、だったんです。
みなさんはどう思われましたか?
動画を見せたくない理由は人それぞれ様々だと思うので、これ以外にもあると思いますが、ひとつひとつ考えてみましょう。
動画の内容が子供にふさわしくない
これがもう、見せたくない理由、圧倒的ナンバー1 だと思います。
YouTubeにはいろんな動画が投稿されています。いい動画もありますが、どうにも子供に見せたくない内容の物もたくさんあります。
衝撃的、暴力的、イタズラ、大人向け・・などなど。
そして、それはサムネイルなどで羅列されてしまう事もあるので、子供がそちらに興味を持ってしまったりするんですよね。
いくら、こちらで制限しようとしても制限しきれない。
クオリティが低そう
素人の投稿が多くを占めるので、クオリティがどうなの?どうせしょーもない内容なんでしょ?と思ってしまう。
実際、タイトルに惹かれて見てみたら、いい歳した大人が大声だしてるだけとか、これ何がおもしろいの?言葉使いも悪いし、なんだか耳障りなしゃべり方だし・・・という事も多い。
目が悪くなりそう
YouTubeを見る時に、スマホで見せている人が多いと思います。
パソコンの画面で見せている人もいるかもしれませんが、私なんかは子供のYouTube、10分15分のためにパソコンを立ち上げるのは面倒・・・。
で、手っ取り早く スマホで見せてしまうんですが、これが画面が小さくて。
その小さな画面に顔を近づけて必死に見てるので、目が悪くなりそうだと心配になってしまうんです。
動画を1つ見たら「はい、おしまい」とスマホを取り上げればいいんですが、子供が静かにしてる間に、家事の一つでも、なんてやり始めたら、気づいたら予定以上に見せてた、なんて事もしばしば。
夢中になりすぎる
子供はYouTube大好きです。
特に小さな子供なら「おもちゃのレビュー」これ、大好きですよね。次から次へと楽しそうなおもちゃが出てきて、紹介される。。
これは大人でも、旅番組やお買い物番組をみて、こんな素敵な場所にいつか行ってみたい、この商品おもしろい今度買いたい!と楽しむのと一緒で、子供心に楽しそう、いいなぁ、遊んでみたいなぁ、と憧れるんでしょうね。
この気持ちはわかるんですが、YouTubeは1つ終わったら次、また次と 切りがないんです。延々と続いて終わりがない。
子供は続きが見たくて仕方ない。けど 時間だからと取り上げると、とたんに機嫌が悪くなる。
これも見せたくない理由の一つ。
すぐに影響を受ける
子供って、面白いと思ったらなんでもマネしますよね。
吸収もいいので、マネしようと思ってなくてもいつの間にか刷り込まれてたり。
いい事を真似してくれればいいんですが、たいてい子供が面白がるのって、どーしようもない事、しょーもない事、大人がそれはちょっと・・・と思うような事が多いです。下ネタとか。
汚い言葉使いや、暴力的な言葉も意味も分からず真似していたり、マナーの悪い事や危ない事も「YouTubeでやっていたから」と自分もやろうとしたり。
やっぱりYouTubeは子供に見せないべき?
ここまで書くと、やっぱりYouTubeは子供に見せない方がいいんじゃないか?と思うかもしれません。
ですが、最初に書いた通り、YouTubeも悪い所ばかりではないんです。見せ方次第でYouTubeは有効に活用できる と思っています。
YouTube の有効な活用法
出先でのちょっとした待ち時間など、おとなしくしてて欲しい時に有効
役所や電車内など、子供がおとなしくしててほしい時もありますよね。
ママが相手してあげればいいけど、お役所で手続きのやり時をしてる時とか、子供にかまっていられない時もありますよね。ちょっと待ってて、で待てる子はいいんですが、どうにもソワソワしちゃう子もいるわけで・・・( 我が家の長女もそのタイプです )
そんな時は小さな音(あるいはミュート)で動画を見せてあげるのとジッとしててくれます。音が無くたって、子供は平気で見ていますからね。
イヤホンがあればバッチリ!
そしてYouTubeはスマホで見れるため、出かけ先などでも手軽に見る事ができるんです。
携帯電話にテレビが見れるワンセグ機能がついている物もありますが、テレビの場合、時間帯によっては、子供の興味のない番組しかやっていない場合もあります。
その点、YouTubeはいつでも好きな動画が見れるし、待っている時間に合わせて3分5分といった短いものから、10分20分といった具合に選ぶ事ができるので、切りがつけやすいですよね。
ママが一人の時間が欲しい時に
子供の相手をYouTubeに任せるの後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、近所に頼れる両親などがいない、ちょっとだけ休む時間が欲しい、という場合など、ママが自分の時間が欲しい時に使えます。
録画番組やDVDでもいいのでは?と思いますが、録画番組やビデオは何度か見ると飽きてしまうんですよね。
ところがYouTubeの動画は山のようにあるので、子供は飽きる事がないんです。新しい動画がどんどん投稿されていきますからね。
しかも、DVDは買ったり借りたりしなければいけませんが、YouTubeは無料です(笑)
YouTubeを知らなかった頃は、子供にひんぱんにDVDを借りてました。
うっかり返し忘れて延滞料が発生!なんて悲しい出来事もありましたっけ。
子供のためになる動画や、新しい知識、発想を得られる動画もある
YouTubeの中には、すごく良質な動画もあります。
大人も引き込まれるような動画もたくさんあります。
一見、バカっぽく始まった動画なのに、結構すごい事やってる動画もあります。
こればっかりは実際に内容を見てみないと判断がしようがないので、子供に見せる前に自分でチェックするしかないです。
YouTubeは似たような動画をシリーズで投稿してる事が多いので、良いと思ったコンテンツやチャンネルを選んでいれば、だいたい大丈夫ですよ。
個人的にすごいな、と思う動画で子供がハマっているのは、ミニチュアで本物そっくりの模型を造る動画や、レゴブロックで色々な仕掛けを造っている動画など。
貯金箱や自動販売機など作っていて、作り方も紹介されているので、子供が自分も作ってみたいと、触発されています。
こういうのは、私では無理だから(笑)
他にも 子供向けの英語の番組や童謡 などの歌もあります。
子供といっしょに楽しめる動画を探してみるのもいいかも!
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YouTube を見せる時の注意点
さて、YouTubeを見せる時の注意点ですが
見せる動画は親が指定する、または何を見ているのかチェックする
見せたくない動画など、フィルターをかけてもフィルターの間をすり抜けてしまいます。
また、見せたくない内容は人や年齢によって様々なので、
見せたくない物を取り除く、ではなく、見せても大丈夫な物だけ見せる。
ようにしましょう。
子供が見ている物がどんな内容の物なのかも、チェックしてくださいね。
なるべく大きなモニターで見せる
小さな画面で目を凝らして見ていると、やはり 視力に影響が出てくる ので、なるべく大きなモニターで見せてあげて欲しいです。
YouTubeというと、スマホ、パソコンのイメージですが、最近ではテレビでも見られる物もあるんですよ!
テレビにインターネットが接続できる機種などでは ”アプリ” としてYouTubeが内蔵されている物もあります。
かと言ってテレビを買い替えるわけにもいかないので、
スマートフォンをリモコン代わりにして見る方法や、Amazon 「Fire TV」やChromecast(クロームキャスト)という機器をテレビと接続してYouTubeを見る方法もありますよ!
我が家はChromecast(クロームキャスト)で見ています。
これだと、テレビの画面でYouTubeが見れて、しかもスマホで見たいものだけをいくつか選んで再生できるようになるので、子供に見せたくない物を見せてしまう心配もなく、ママが管理できるのでとても便利(自動再生はオフにしてくださいね)です!
詳しい接続方法などは・・・旦那様にお任せで(笑)
「YouTube テレビ 再生」で検索すると色々方法がありますので、それぞれのお家に合った方法を探してみてください。
時間を決める
中毒性や依存性がありますし、やはり長時間の視聴は目によくありません。
まとめ
ここまでをまとめると、
- 子供が静かにしてて欲しい時に便利
- 子供の為になるような良い動画もある
- 良い刺激を受けたり、新しい知識などが広がる
- ママが用事を済ませたり、一人の時間が作れる
- 乱暴な表現やマナーの悪い投稿などもあるので、チェックが必要
- 小さい画面で見ると目が悪くなる可能性がある
- 中毒性があるので、なかなか終われない
- 悪い事と良い事の区別がつかないうちはなんでもかんでもマネをしてしまう
以上、YouTubeは気をつけないとデメリットばかりが目立ってしまいますが、ユーチューバーが子供の将来の夢として上がっていたり、YouTubeでの流行りが子供の間でも話題になったりと、これからは切っても切れない要素となってきます。
YouTubeのメリット、デメリットを考えて、うまく活用して付き合っていってくださいね。
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