小学生になると、子供だけで遊ぶ機会も増えますよね。
外で遊んでくれたら元気でいいわね、でノンビリも出来るんですが、家に遊びに来られるのが苦手なママさんも多いみたい。
実は、私もちょっと苦手なその1人だったんです。子供の友達が遊びにくるとちょっと嫌な気分になったりして、私って心が狭いのかな、なんて思ってたんです。
でも、ちょっとしたポイントでだいぶ軽減されて、家に遊びに来てもらうのがそんなに苦じゃなくなりましたよ!
今回はそんな「子供の友達が遊びに来るのが苦手」をちょっと軽くするお話しです。
どうして苦手なのか
さて、子供の友達が遊びに来てもらうのがどうして苦手なのか?
をちょっと具体的に考えてみます。
私の場合は
- 部屋の中で走る、大声で騒ぐ
- 危ない事をする
- 下の子がいる場合、下の子を邪魔扱いする
- なかなか帰らない
- 勝手に別の部屋に行こうとする
- あちこち触る、散らかる
- 子供同士でケンカになる
- 自分の身の置き所がなく、落ち着かない
- 子供の友達が来ると疲れる
などでした。
他にもあると思いますが、苦手ポイントは人によって様々だと思います。
要するに疲れるんですよね。
けっして、心が狭いわけではないんです。
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家で遊ぶルールを決める
さて、苦痛を解消するポイントとして私は 我が家のルールを決める事にしました。
遊んでいい日を決める
しょっちゅう遊びに来て疲れる、という場合は遊んでいい日や遊べる曜日を決める。
「週に1日ならいいよ」とか、「毎週水曜と金曜ならいいよ」とかですね。
あらかじめ用事があるのがわかっている日なら「今日は用事があるから約束してこないでね」と先に言っておくと子供も断りやすいです。
私なんかは、「毎日来られるとママ疲れちゃうから、1日置きにしてくれない?」って正直に言ってました。子供は別に嫌な顔はしませんでしたよ。家で遊べない日は外で遊べばいいだけですから。
約束してないのに友達が呼びに来る時もあります。その時も、気分じゃなかったら「疲れてるから外ならいいけど、お家はごめんね」って言ってました。
遊んでいい場所を決める
子供部屋があれば、そちらで遊んでもらうとママは顔を合わせなくて済むので気が楽です。
少しくらいケンカしてても、見えなければ気にならないですし、子供たちも素直というか、つまらなくなったらサッサと帰ったりしてます。でも、翌日にはケロっとしてまた遊びに来てたりするので、大人と違って後を引かないみたいですね。
ママと別の部屋で遊ぶその場合、大声や音がしたら様子を見にいく、など時々顔を出して声をかけると子供たちも見られてる感があるので、多少気をつけるようになります。
まったく放置ではなく、時々様子を見にいくのも大事ですね。
帰る時間、終わりの時間を決める。帰る前に片付けをする。
普段から遊んでいい時間は何時まで、と決めておきましょう。友達が来た時も「うちは何時までだから」と伝えておくと子供もその気でいてくれます。
それとたり前ですが、帰る前には片付けをしてもらう。親御さんと一緒に遊びに来てくれてる時はできてた事も、子供だけになるとそのまま帰ってしまう子も多いです。帰る時間の少し前でいいので、「片付け開始」と声をかけて片づけてから帰ってもらうと、散らかった部屋を見てモヤモヤしませんよ。
なかなか帰らない子には きっぱりとした態度で
いますよね、なかなか帰らない子。
特に低学年。
この場合「そろそろ時間じゃない?」とか「まだ帰らなくて大丈夫?」なんて聞き方をすると、「大丈夫!」でなかなか帰ってくれません 。( 経験済み )
なのでここはきっぱりと、「君が大丈夫でも、ウチは大丈夫じゃないんだ。この時間でもう終わりだよ。宿題も終わってないしやらなくちゃ。」
と ハッキリした態度 を示して帰ってもらいましょう。遊びに来た時にあらかじめ時間を宣言しておくのもいいですよ。「もう時間だよ」で帰らせちゃいましょ。
ゲームをやっているとなかなかキリがつかず、時間が押してしまうので、早めの声かけが大事です!( それでもなかなか終わってくれませんけどね )
我慢しないで注意する
子供の友達でも良くない事はきちんと注意しましょう。
親子さんが一緒だと、気が引けてしまいなかなかこちらから注意する事は難しいですが、子供だけなら遠慮せず注意しちゃいましょう。
私は「勝手に引き出しあけないでね~」とか「そっちの部屋は行かないで」とか言ってました。あとは「ベッドでオヤツ食べない」とか「ゴミ捨ててね~」ってゴミ袋替わりにスーパーの袋持って行ったり。
子供部屋で遊んだあと「リビングでテレビゲームがしたい」という時はみんなで子供部屋を片付けてからゲームをする、とか、色々言ってました。
色々言うと、子供と友達の関係が悪くなるかも、と思われるかもしれませんが、注意しても友達は遊びに来なくなる事はありませんでしたよ。むしろそれで遊びに来なくなるような友達なら来なくてもいいや、くらいに思ってました。
私が我慢してモヤモヤしてるから疲れるし、苦手になるんだと気づいてからはどんどん注意してましたよ!
それでも、やっぱりなかなか友達に注意しにくい、という場合は、友達と一緒にいる自分の子供に向かって注意すると言いやすいです。
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子供の友達をお客様扱いしない
お客様扱いして、オヤツやジュースなど出す必要はありません。自分の子供用に用意したオヤツや少し余分に買い置きがあれば、それをみんなで食べてね、でOKです。
もし、子供の友達が「お腹空いた。もっと食べたい」と言ってきたら、「今日はこれしかないの。お腹空いたなら、一度お家に帰って食べてきなよ」と言うと大抵の子はそれ以上言わなくなります。
自分の子供がお腹すいた、と言うようなら、友達が来る前に少し食べさせておきましょう。
毎回、子供の友達をおもてなししちゃうと疲れるだけですし、友達もそれを期待してしょっちゅう来るようになってしまいます。
下の子がいる場合
また、我が家には年の離れた妹がいるのですが、下の子がお姉ちゃん子で、どうしても上の子の方に行ってしまいます。
私が呼んでも来ないので、我が家で遊ぶ時は「この子、お姉ちゃんが大好きでどうしてもそっちにいっちゃうの。妹も一緒だけどいいかしら?」と、聞きます。
たいがい、「いいよ!」と言ってくれるのでありがたい。
この時、「妹も一緒に遊んでやって」と押し付けるような感じだと、相手の子も微妙な気持ちになってしまいます。
お姉ちゃんのお友達は、お姉ちゃんと遊びに来てるので、下の子の面倒を見にきてる訳ではないのだものね。でも、我が家で遊ぶ時は下の子も一緒、と覚えてもらうと楽です。
私も「邪魔しちゃうかもでごめんねだけど、ありがとね~。」という態度で、さらに帰り際、遊んでくれてありがとう、とお礼を言っておくと次に来た時も下の子込みで遊んでくれるようになりました。むしろお姉ちゃんより面倒見てくれてる(笑)
まとめ
というわけで、まとめると
- 我が家ルールを作る
- (可能なら)別の部屋で遊んでもらう
- 子供に対してハッキリとした態度をとる
- 我慢しないで注意する
- 友達をお客様扱いしない
私が実行したのは、このくらいです。
もっと細々と色々な場面があるのですが、その都度、対応を臨機応変に変えていました。
大事なのは
「家のルールはママが決める」
という事をしっかり子供に示す事。
ママが我慢し過ぎない事。
私はこれでだいぶ子供の友達が苦手じゃなくなりました。
それでもやっぱり多少は気を使うし、毎日は疲れるので、このくらいなら大丈夫、という日数で調整していました。
子供の友達が遊びに来ると気苦労もあるけど、どんな子と遊んでいるのか、普段友達とどう接しているのか、学校での様子を聞いたり、家族の前では見れない姿を見る事ができたりと、良い事もありますよ。
私は子供の友達と一緒におやつを食べたり、普通にお茶を飲んだり本を読んだりしてました(笑)
それに、低学年では大変だった友達付き合いも、高学年になればずっと楽になるので、安心してくださいね!
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