みなさん、英語教育、どう考えてますか?いつから?やっぱり早い方がいい?それとも、まだ先の話だから今は考えてない?
長くなりそうなので、先に言っちゃいます。
結論から言うと、 英語を覚えるなら早いにこした事はない。
私は長女が産まれてすぐに、考えはじめました。
それは、私と主人、共に英語が苦手だったからです。
特に主人は完全理系のタイプなので、「英語とか音楽の、特殊な例外があるのが意味わからん!」だそうで。
音楽はともかく、英語に関しては激しく同意。
英語が苦手な人は多い。苦手意識をまずなくそう。
とにかく、夫婦揃って英語が苦手、そんな夫婦に共通して言える事は・・・
英語ってわからない、つまんない = 苦手
って事なんです。
英語だけじゃなく、たいていの事に共通して言える事ですけどね。
それでも、中高と英語の授業を受けてきて、単語はある程度読めます。簡単な挨拶ならできます。会話も文章も、短ければ聞いたり、読んだり、理解できます。
ある意味、十分なレベルかもしれません。
でも英語が苦手だと思ってしまう。英語でペラペラと会話ができ、英語の小説が読めるというレベルでないと、英語に自信がつかないんです、なぜか。なぜでしょうね?
それは英語を”勉強”として、覚えてきたから。テストがあり、点数をつけられ、評価され、受験にも必須。だから、英語を” 間違えずに完璧にマスターしなければならない ”と思っているからです。
私たちは英語に完璧を求めすぎてるんです。
完璧を求めすぎて苦手意識を持ってしまっているんですね。
完璧を求めないようにしましょう。
英語を覚えるなら早い方がいい理由。
さて、では、本題に行きましょう。英語を覚えるなら早い方がいい、という理由ですが。
1. 幼い子供の方が英語を受け入れやすい。
という事があります。
思春期の子供の場合、英語を話す事が恥ずかしいと思ってしまう場合が多いようです。間違えるのがイヤ、自信がないから、普段使っていなくて慣れていないから、周りに英語を話す人がいなく、みんなと違うのが恥ずかしい、なんかカッコつけてるみたいでイヤ、などなど、理由はいろいろだと思うんですが、英語に抵抗感を持つようになってきます。
その点、幼い子供の方が英語に抵抗感が少ないです。
何事にも素直なので、楽しい事は楽しい、面白い事は面白いと素直に受け入れる事ができます。また、楽しい、と思う事柄が単純で、凝ったゲームをしなくても、歌を歌ったり、カードを選んだり、簡単なゲームで楽しんでくれます。
難しく考える事もなく、前述のような完璧さも求めないので、英語に興味を持ちやすいんです。
2. 圧倒的に時間に余裕がある。
そして、なんと言っても時間的余裕があります。
英語をどのレベルまで習得するのか、でも違ってきますが、バイリンガル、とまでいかなくても、中学の勉強、高校受験で困らなければいい、と思っている人も多いのでは?
私は中学、高校で困らなければいい、という程度です。英語ペラペラでなくてもいい。それでも早い方がいいと思っています。
と言うのも、一口に英語といっても、単語の意味を覚える、スペルを覚える、発音、アクセント、文法、ヒアリング・・と、覚える事が多いんです。
それをわずか数年で覚えなくちゃならない。
今の小・中学生は忙しいです。毎日の宿題があり、家庭学習をし、習い事がある。もちろん友達とも遊びたいし、自由な時間も欲しい。時間がないんです。今の子供たちは大変だなぁ、と正直思います。
でも、みんなそうですからね。その流れについて行かないといけない。
なので、小さい頃から少しでも、英語学習を始めて、単語の1つでもいい、ヒアリングの一つでもいい、将来覚えなければならない事を少しでも減らして、負担を軽くしてあげたい。
そう思うんです。学習の基本は基礎だと思ってます。基礎がしっかりできて、応用ができる。基礎がしっかりしている方が学習は簡単なんです。これは私の持論ですけどね。
基礎はすぐにはつきません。時間をかけて何度も繰り返さないと実力になりません。
なので、早くから取り掛かった方がいいんです。
丸暗記の英語では限界がある
英語は丸暗記だけじゃ難しいです。中学くらいのテストではそれでなんとかなるんですが、それも教科書の範囲の中だけです。教科書の範囲を丸暗記して、単語の書き取りだったり、フレーズの穴埋めだったり、文章の訳だったりで点数を稼いでたんです。
そして、丸暗記では応用がきかないので、どこかでつまづきが出てきます。
例えば、a pen, an apple, the sun この時の a と an と the の違い、分かりますか? 私、なんとなくしか分かりませんでした。
で、調べました! 以下読んでも読んでも読まなくても大丈夫。背景色付けておきます。
a と an と the の違いなんだけど、まずは a と the の違いから。
a は 一つに決まらない(他にもある)a pen → ペンは世界中にたくさんありますよね。
the は一つに決まる(他にはない)the sun → 太陽は一つしかないですよね。または、言われた時、誰もが同じ物を思い浮かべる物。
で、これを踏まえると、文脈によって a pen になったり tha pen になったりします。日本語では どちらも ペン ですが 一般的なペンの話の時は a pen。例えば好きなペンの話をしたとして、思い浮かべるペンが人によって違うからです。目の前にある1本のペンや誰かの持っているペンの話をしている場合には 同じペンを思い浮かべているので the pen と使われます。
他にも、例外があったり解釈によって変わるのですが、簡単に説明するとこんな感じ。
a と an の違いはもっと簡単で、a は子音の前につき、 an は母音(aiueoで始まる単語)の前につく、という違いです。
はい!ややこしい!面倒くさい!
でもこれ重要なんです。特に文章にした時に。意味合いが変わっちゃうんで、試験の時には△か×をもらうか、マークシート方式なら確実に×ですね。
で、1回2回で理解できますか?覚えられますか?無理ですよね。これが英語を苦手にしている原因でもあるんです。
あれ?英語を完璧に求めなくてもいい、と言うさっきの話しとは矛盾しちゃってない?と言う事ですが、これは苦手意識をなくすには、という事であって、試験やテストとなるとまた別の話しになってくるんです。
ややこしくて ごめんさい。
でもね、でもね。英語を勉強する時にいきなりこんな事は覚えなくていいです、当たり前だけど。
基礎っていうのは、もっと単語だったり、文章の並び順だったりします。
質問や疑問は最初に What ~だったり When~だったりで始まる、と知っている。こういうのを小さい頃から、少しずつ覚えていれば、本格的に英語の授業が始まった時につまづきにくいと思います。
忙しい毎日の中、足りない時間の中で、自転車操業的に覚えていくのではなく、早くから学習して、そういう事を少なくできたらいいな、というのが、私の英語学習のスタンスです。
そして、楽しくなくちゃ、続かない!
だから、英語を難しく感じる前に、苦手意識がつく前に、英語って案外楽しいかも?と思ってもらい、早い段階で、基礎を身に着けて欲しいと思います。
それには、一緒にママの頑張りも必要ですけどね(笑)
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