子供が産まれて、初めての育児。不安やわからない事、悩みなどいっぱいですよね。
これでいいのかな?これで大丈夫かな?こんな時どうしたらいいの?みんなどうしてるの?
思い詰めて、煮詰まってしまう事ってありませんか?
そんな時、話しを聞いてもらったり相談できる人がいたら・・・そう思いませんか?
私は思ってました!切実に思ってました!
でも、話したり相談できる人がいなくて辛い…
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「孤独」な子育て
私は結婚を機に地元を遠く離れ、初めての土地で生活を始めました。
そして第一子を出産したわけですが、一日中、赤ちゃんのお世話をし、一人家事をして、会話もなく。
主人は仕事で帰りが遅いし、両親も近くにいない、もちろん友達もいない。
相談できる人もなく、頼れる人もなく、家事、育児をほぼ一人でこなす。
赤ちゃんは可愛かったし、かわいいお洋服を通販で眺めて妄想したり、かわいい姿をカメラで激写したり、体の疲れはあるけれど、それはそれは幸福感いっぱいでした。
それでも、ふっと孤独を感じたり無性に人恋しくなる時があって。
一日の会話と言ったら、買い物をした時にレジの人とのやりとりだけ。。。主人はあまり話すタイプの人ではないし、多く話す時間もないし、とにかく人と話す事に飢えるというか。
昼間に孤独すぎる・・・子供と二人きり、つらい・・・
て、悩んでました。
ほんとに、
あぁ!誰でもいいから私とお話ししてーーー!って心の中で叫んでました。
でも、部屋に閉じこもってても、誰も相手にはしてくれません。
そんな心の隙間に、訪問セールスの人の巧みな言葉が入り込んで、まんまと高額な商品を買ってしまったり・・・えぇ、私がそうでしたよ!
幼児英語の教材一式、ん万円…
孤独な独居老人の気持ちが分かってしまいました。そうか、こうやって訪問セールスに引っかかるんだ、って。
と、この話は置いておいて。
そう、部屋に閉じこもっていると、欝々としてノイローゼになりそうでした。
誰かに話しを聞いてもらおうと決心
そこで、このままじゃダメだ!
と、思い話しを聞いてくれそうな人探しに出る事にしました。
公園デビューするにはまだ早かったので、市政だよりや近くの児童センターなどの掲示板を見て、無料でベビーマッサージやベビーサインの講習会、キッズルーム解放などを行なっている所を探す事に。
でも実は私、人見知りをする性格で、知らない人や知らない場所ってすごく苦手なんです。
一人で喫茶店に入れないですし、一人で行動できない性格ですし。
でも、寂しすぎる!この現状をどうにかしたい!と” 無料 ”の言葉にもつられて(笑。仕事をやめて専業主婦でしたので) 意を決して近くの児童センターに向かいました。
最初はセンターの前に来てもウロウロしてなかなか中に入れなかったり、扉の前まで行ったけど緊張のあまり引き返したり、もありました。(どんだけヘタレなんだろう、と自分でも思います・・・)
「誰とも話せなかったらどうしよう、寂しすぎる・・」
知らない人にどうやって話しかければいいのか。大人になっても友達の作り方って難しいなぁ、なんて思っていました。
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人と触れ合う事が次の活力に。
初めて参加したのは、近くの児童センターで行われたベビーマッサージの講習会でした。
同じくらいのママがいて、みんなちょっと緊張しながら、慣れない手つきでベビーマッサージをしていく。
その中の一人に私も。
最初はたどたどしかった雰囲気の会場でしたが、次第に隣同士で一言二言会話をしたり、だんだん話が弾んだり。
1時間ほどの講習会が終わる頃にはホッコリとした気持ちになっていました。
同じような人がいる、その人達と話しができた。
それだけで、こんなにも安心できるんだ。自分一人じゃない。最初の緊張はどこへやら、抱えていた寂しさも薄らいでいました。
不定期の講習会だったので、その時会った人たちと、もう一度会う事は難しいと思いした。
でも、その時、その場だけの関係だとしても、それでも私には必要でしたし、お話しできて良かった、行って良かった、と心から思えたんです。
緊張でとても疲れたんですけどね(笑) 体力の無さもどんだけー!ですよ。
それでも、これでまた明日から頑張れる!って前向きになれました。
講習会に参加する前は、誰とも話せなかったらどうしよう、なんて欝々として重い気持ちだったんですが、すっかり軽やかになって、今日のお昼は何にしようかな。帰りに夕食の買い物もして帰ろう♪なんてウキウキしていました。
一人で鬱にならないで。誰かと接する事が大事
この時の体験から、その後はいろいろな場所に出向くようになりました。
その中でも近くの無料キッズルームの解放が一番行きやすかったです。
年齢別に曜日や時間が区切られていたり、スペースを分けられていたり、0歳~3歳くらいまでの子供とママが安心して遊べるように工夫されていました。
毎週のように通っていると、保母さんと親しくなったり、何度か見かけるママさんと少しお話しできるようにもなりました。
もちろん、子供から目は離しませんが、子供のちょっとした疑問、愚痴を聞いてもらったり、目からウロコのアドバイスや知恵なんかも教えてもらったり。
子供も家にはないオモチャで楽しそうに遊んでいるし、他の子とどう接するのか、子供の性格やタイプを知る事もできました。
公立の図書館などでも、幼児向けの手遊びや紙芝居、絵本の読み聞かせなどもあるので、そちらへもできる限り足を運びました。
これは私が子供に本をよく読むようになって欲しいという思いもあったからです。
(こんな記事も:子供を本好きにしたいなら。夢中になれる1冊を見つけてあげよう!)
昼間、旦那様が帰ってくるまで、一人で子育てをしているママって多いと思います。近くに両親・親戚がいない、地元を離れて友達もいない、誰にも相談できない、話す人がいない・・・。
特に赤ちゃんや子供が小さいうちは外出するのも大変です。
道を歩いてたって、電車に乗るのも、お店に行くのも気をつかう。ママ一人で子供にも周りにも気を使うなんて大変すぎる。
それでも、部屋に閉じこもっていると気分が塞いでしまいます。
心がしんどくなってきたら、頑張って1歩外へ出てみましょう。同じようなママが集まる場所に行ってみると、同じ悩みや境遇を共感してもらえますよ。
一人で子育て、孤立して寂しさが募ると、鬱になってしまうかもしれません。
ママが安らいでいる方が赤ちゃんや子供にとってもいい環境ですからね!一人で寂しくならないようにしたいものです。
こんな記事も:子育てに疲れたら。家事や育児、頑張り過ぎは危険!たまにはサボろう。
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