兄弟喧嘩や姉妹喧嘩。
子供が2人以上いる家庭では、必ず頭を悩ませる問題ですよね。
内容も、大人から見たら本当にどうでもいい事で、どうしてそんな事で喧嘩になるの、とため息が出てしまいます。
我が家の姉妹も
- どっちが先に家の玄関に入るか
- 3個パックのプリンのどれを選ぶか
- どの入浴剤を入れるか
- 1人がテレビゲームを始めると、もう一人も同じゲームをやりたがる
- 誰がママの隣に座るか席の奪い合い…
キリがありません。
見ていてほんっとうに、イライラしてしまうんですが、イライラしてもケンカが終わるハズもなく。
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どうして仲良く出来ないの?なんて思ってしまいますが、思いっきり喧嘩できるのも兄弟ならではなのかも。
喧嘩を通して見えてくる事もあるでしょう。
とはいえ、喧嘩ばかりしているのを見るのは親として悲しいものです。
せめて、早く喧嘩を終わらせたいですよね。
でも怒っても全然効果なし、むしろ悪化する場合も…困ってしまいます。
今日は私が子供達が喧嘩した時にやっている対処法をお話したいと思います。
喧嘩を早く終わらせる方法
怒らないで離れて様子を見守る
喧嘩が始まったのを聴いていると、イライラしてしまいます。
上の子が下の子に無理難題を言っていたり、子分のように扱っていたり、下の子が我が儘を言っていたり。
ついつい、怒ったり口をだしたくなりますが、ぐっと我慢です。
どちらかの味方につけば一方は不満が残り、その溜まった不満がまた喧嘩の元になるからです。
でも、目の前で喧嘩をされて平常心を保つのも難しいので、少し離れるか、安全を確認して別の部屋に行きましょう。
しばらく放っておくと喧嘩してたのがウソみたいに楽しそうに遊んでたりする事も多いです。
喧嘩するほど仲が良い、という事なんでしょうかね。
ケンカの度に仲裁に入るのではなく、子供同士に任せてみると案外早くケンカが終わったりしますよ。
ただ、喧嘩がエスカレートする場合もあるので、なかなか喧嘩がおさまらない時は様子を見に行って、ママが間に入ってあげましょう。
お互いの言い分をよく聞く
下の子が泣いてしまうと、親はどうしても上の子を怒ってしまいがちになりますが、いきなり怒るのはやめた方がいいです。
まずは事実確認。何がどうなったのか、お互いから聞き出しましょう。
そしてよく話しを聞くと、上の子ばかりが悪い訳でもない事が多いです。
下の子が上の子の邪魔をした、いう事を聞いてくれなかったからちょっと怒った顔をしたら泣いてしまった、というような場合もあります。
もちろん、上の子が下の子に譲ってあげたり加減してあげれればいいんですが、なかなか難しいですよね。
小さいうちはうまく順序だてて話せなかったり、主観でしか話せなかったり、自分は悪くない、としか言わないかもしれません。
でも、それぞれ自分の気持ちを聞いてもらえたら、それで気が済む事が多いので、親は決して怒らず、「うん、うん」と聞く側に徹しましょう。
その後にお互いの気持ちを代弁してあげて、何が良くなかったのか、どうすれば良かったのか、を落ち着いて教えてあげましょう。
ここで怒ってしまうと、兄弟、姉妹のせいで怒られたという怨みと、怒られた記憶しか残らず、何がいけなかったのか、どうすればいいのかが理解できないままになってしまいます。
でも子供ですから、1度言われたくらいでは身につきません。
何度も同じ事をやってしまいますが、根気よく言い続けるしかありません。
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たまに、ママも爆発しちゃいますけどね(笑)「こないだも同じ事で喧嘩したでしょ!」って。そんな事もあります。だってママだって完璧ではないんですもの。
でも、その積み重ねが子育てって大事なんですよね。そして子育ての大変さって、その辺りにあると思うんです。
喧嘩になる前に間に入ってあげる
子供の喧嘩ってほんの小さな事から始まります。
例えば、自分が座ろうと思った席に兄弟が座っている。どいて欲しいのにどいてくれない、とか。
他の空いている席に座ればいいだけなんですが、困った事に譲れなかったりするんですよね。
このままだと確実にケンカになるので、ケンカになる前にうまく誘導してあげる事で、余計なケンカを減らしてイライラを解消しちゃいましょう。
子供の性格やその時の機嫌などによって声かけが変わってくるので、ここはいつも子供をよく見ているママの腕の見せ所ですよ。
ケンカの原因は?
ケンカには必ず原因があります。
単に機嫌が悪くての八つ当たりだったとしても、なぜ機嫌が悪いのか。疲れているのか、何かイヤな事があったのか…
忙しかったり、こちらも疲れていたりでついついイライラして怒ってしまいますが、怒っても効果はイマイチ。子供の話しや気持ちをよく聞いてあげる事がケンカを早く終わらせるコツだと思います。
兄弟喧嘩は悩ましい問題ですが、ケンカも成長の過程の一つとして捉えて、長い目で見守っていきましょうね。
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