乳歯が生え変わる時期になると子供の歯並びが気になりますよね。
でも矯正するとなると、お金も時間もかかるし、うちの子にできるかしら?
せっかく矯正を始めても、失敗したしたらどうしよう。食べたり喋ったりに影響はないし、このままでもかも?
本人が気にしてるようなら、始めようかしら…
そんな風に歯の矯正って悩みますよね。
悩んでるうちに年月が過ぎて、気がついたら矯正する時期を逃してしまっているかもしれません。
適正な時期に始めれば、思ったよりも簡単に、失敗も少なく矯正する事ができるので、少しでも歯並びが気になっているのなら、早めに考えてみましょう。
スポンサーリンク
矯正 いつから始めれる?適正時期は?
矯正の開始できる時期は方法によっても変わってくる
ブラケット矯正
ブラケットを固定してワイヤーを通す矯正方法では、上下の歯の永久歯が生え変わってから始めます。逆に矯正治療をしたいと思っても、ブラケット矯正はある永久歯が生え揃うまで待つ事となります。
歯の生え方には個人差があるため、タイミングもズレてきますが、12歳前後~開始となります。
床矯正・拡大矯正
早くから矯正にとりかかりたい場合は床矯正・拡大矯正という方法があります。
こちらはと顎の成長を利用して矯正するので、早ければ5歳頃〜始める事もできますが、取り外しが可能なため、子供が自分で外してしまう事も。矯正器具を装着するには難しいかもしれません。
幼児期よりも小学校低学年の6歳~8歳頃くらいで始めた方が成功しやすいでしょう。
実際に、我が家の長女は8歳で始めました。
矯正するタイミングは歯の生え方や子供の性格、どこまで歯並びを綺麗にするか、などで変わってくる
ある程度、歯が並んでいればよい、とするならば早い段階で床矯正などで顎を広げてあげれば揃ってきます。
それ以上に綺麗な歯並びを望むなら、永久歯が生え揃ってからブラケット矯正で綺麗に並べる事もできます。
顎を広げる矯正を1段階、ブラケットなどで歯並びを整える矯正を2段階と呼び、この1段階と2段階を合わせて矯正をしたり、1段階だけ、2段階だけ、といった具合にどちらかだけ矯正する事もあります。
矯正の治療期間は?
ブラケット矯正
ブラケット矯正の場合は1年~2年。その後、移動した歯を定着させるために、さらに1~2年保定する事となります。
床矯正・拡大矯正
1日に装着している時間によっても変わりますが、だいたい半年〜1年程が目安です。
長く装着する程、早く・矯正期間が短くなります。
ただし、広げた顎は装置を外してしまうと元に戻ってしまうので、広げた後も保定として装置を装着する必要があります。
その期間は床矯正を始めた時期によっても違いますが、永久歯が生え揃うまでが一般的となっています。
矯正失敗した!とならないためには
少しでも歯並びが気になるのなら、気なった段階でどこまでの矯正を希望するのか、どんな方法が希望なのか、治療費や治療期間など、納得をしてから矯正治療に取り掛かりましょう。
そのためには病院選びは大切です。どの矯正をどのタイミングで行うかは、個人差や歯科医の考え方によっても大きく変わってきます。歯科医の考え方のよって、希望している治療を行っていない場合もあります。
矯正治療を始める前に、ホームページなどで下調べをしたり、事前にどんな方法でどのくらいの治療期間か、どのような手順で治療していくのかなど、疑問に思っている事を聞いていくといいでしょう。
治療を開始してから、質問に対してあいまいな対応などが続けば、不安や不信感も出てきて治療に対しての満足度が下がってしまいます。
矯正治療はお金も時間もかかります。簡単にやり直す事はできませんので、失敗した!とならないように、じっくりと歯科医を決める事が大切です。
スポンサーリンク