転勤族の人はそろそろ来年度の異動が気になる頃でしょうか。
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こんにちは、セトラです。
我が家も転勤族で、結婚してから何度か引越しをしています。
子供も、2回の転校と1回の転園を経験しています。(今の所。もしかしたら増えるかもしれませんが)
私は毎年覚悟しているので、受け入れは早くできるんですが、子供はなかなか受け入れるのは難しい事と思います。
仲の良い友達との別れ、住み慣れた部屋や土地との別れ、通い慣れた学校との別れ…
たくさんの物とさよならしなければなりません。
その事を思うと、泣きそうになってしまいます。
子供の世界って狭くて小さくて、その小さな世界がすべてなんですよね。
そこから見知らぬ土地や場所への移動。
きっと不安になるでしょう。
新しい環境は大人でも不安になります。ましてや子供が不安がないはず、ないですよね。
そんな子供にどう転校の話しを切り出そう?
きっとショックを受けるだろうな、悲しませたくないけど…
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引越し、転校が決まったら
話すタイミングは?
転校しなければならなくなった時、子供に言うタイミングって難しいですよね。
いつ言おう?
と悩みます。いつ言っても同じかもしれませんが、やはりタイミングは大事です。
子供が疲れている時や元気がない時は避けて、なるべく普通の時に話すのがいいです。
私は、子供が引越し・転校の事を受け入れる時間が持てるよう、金曜日の夜に話しました。学校が休みの土曜、日曜を間に挟む事で子供なりに落ち着いて考える事ができるんじゃないかと思ったんです。
転校の事を聞いて、すぐに学校の友達に会うのって落ち着かないと思うんです。
自分の気持ちの整理がついていないうちに友達に会っても、なんとなくギクシャクしてしまうというか。
子供なりに色々と思う所はあると思います。
特に、高学年になるほど自我も発達してきてなかなか複雑になります。
転校の事は、落ち着いて話しができる時に伝えましょう。
子供の気持ちに寄り添って
我が家の長女が1度目の転校をしたのは低学年でした。まだ決まった友達もあまり居ない状態だったので、こちらが予想したよりもあっさりとしていたのですが、2度目の転校は高学年の時。
今回はあっさりとはいきませんでした。
1度目の転校後、うまく学校やクラスに馴染む事ができて、仲の良い友達もたくさんでき、学校へ通うのが毎日楽しくてしょうがない、そんな時だったので、
「転校したくない〜」とわんわん泣いていました。
娘はどちらかというとあっさりした性格だと思っていたので、その姿に胸がいっぱいになり、私も一緒に泣いてしまいました。
いやだいやだと泣く娘。
私は一緒に泣きながら、ごめんね、引越しても必ずまた友達に会いに来よう、と約束しました。
しばらく泣いていた娘ですが、
「わかった。また、会えるもんね。もう会えないなら悲しいけど、またきっと会えるよね。そう思って前向きになる。」
と、自分に言い聞かせるように泣き止みました。
それを見てまた胸が熱くなってしまったのですが。
こんな形で娘の成長を垣間見る事ができました。ゆっくりと目には見えないけど、ちゃんと成長していってるんだね。
距離にして300km離れた所への引越し。地元でもなく親戚などもいない場所に来る事は容易ではありません。
でも私はこの約束は絶対に守る、と誓いました。
仕事の都合で引越し、転校は仕方のない事です。
でも、仕方のない事として片付けてしまわないで、子供の寂しい気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちに寄り添ってあげる事が大切です。
明るい言葉をかけてあげる
住み慣れた環境が変わる事はとても不安です。だから
「今度のお家は子供部屋ができるよ!」とか
「海が近いからすぐに海に行けるよ!」とか
新しい家や場所にワクワクするような事を見つけて、明るい言葉をかけてあげましょう。
新しい家に行ったらやってみたい事をリストアップしたり、少しの我儘なら聞いてあげるのもいいですね。
娘は今回、引越ししたら新しい家で植物を育てたい!と大きな花が咲くダリヤの球根を買いました。
花が咲くのを楽しみに、どの球根にしようか選んでいるうちに、新しい家への期待も持てたようです。
最近はメールやLINEなどで連絡を取り合う事もできますし、友達と葉書や手紙でのやり取りも、普段やらない事で新鮮です。
何より、また会える、と思えている事が大きな支えになっていました。
そのおかげで、落ち込んだり悲しんだりする事なく、転校の日まで友達とめいっぱい楽しく過ごす事ができましたよ。
転校は残念だけれど、前向きな気持ちを持たせてあげて「寂しい」で終わらないように。
そのための言葉かけは大事にしましょうね。
関連記事:「転校はデメリットだけじゃない!子供が成長するきっかけにもなる!」
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