こんにちはセトラです。
「ひらがな」を覚えるなら、なるべく早い方がいい。
前回そうお伝えしましたが、それでは具体的にどうやって覚えるのがいいのかしら?
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字を覚える時は読みから。書くのは読めるようになってから
最初は字を読む事から始めましょう。
そもそも子供はひらがなを「絵」として捉えています。
子供は形をマネているだけなので、幼児にひらがなを見せて、これを書いて?と言っても、書き順どころか、えっ!?その字、そういう風に書いちゃう!?Σ(・ω・ノ)ノ!って字を書きます。
「む」とか「ね」とか形の難しい字になると、4画とか5画とかになってますもん(笑)「む」の左側、くるってなってる所、あとから丸書いて付け足すんだーみたいな。
読みも覚えていないうちから形を覚えるのは難しいです。
わかりやすく例えると、自分のまったく興味のない知らない記号を見せられて、これは「○○と読みます」と教えられたとしましょう。「では○○を書いてください」と言われてもうまくかけませんよね?形を真似るだけです。そもそも1回2回聞いただけでは、この記号の読み方ってなんだっけ?と読み方さえ忘れていませんか?
子供にとっての「ひらがな」ってそういう物なんです。ひらがなの1文字1文字が絵や記号なんです。その記号が並んだ物に意味がつく。
「☆」を見せられて「これは ほし と読みます。覚えましょう。」と言われているような物です。「次は△です。これは さんかく と読みます。覚えましたか?」じゃあ、「☆△」は何と読む?「ほしさんかく?」「大正解!」☆△ってこれだよね、って実物や写真を見せられる。そして、「☆」は一番上から右方向、時計回りに一筆で書くんだよ、と書き順まで指定されます。そんな感じです。
子供にとってひらがなは想像以上に難しいものなんです。
なので、まったく分からない物を、読みと書き同時に覚えるのは大変です。
まずは、「読み」から覚えていきましょうね!
子供が好きな物、興味のあることを題材に、簡単な文字から覚える
覚える字も「あいうえお・・・」と五十音順で覚えるのではなく、形の簡単な「し」とか「い」の文字から覚えていきましょう。
自分の名前や大好きキャラクターの名前など、その子の興味を引くものを選び、その中から簡単な文字を1つずつ。
そして覚え方にも工夫が必要です。学校の授業みたいに「し」を指さして「これは”し”と読むんだよ」と言った所で子供にはなかなか覚えにくいです。興味がなければすぐに飽きてしまいます。
ひらがなは1回ではなかなか覚えられません。文字だけではなくて、たいていの事はそうですよね。何度も繰り返しインプットしなければいけません。そして小さい子供は興味が移りやすく、長続きしません。
ただし!楽しければ飽きずに何度でもやりたがります。
これをうまく利用して、ひらがなの練習を「遊び」の中に取り入れて、簡単な文字から少しずつ、時間をかけて覚えていきましょう♪
女の子ならカルタ遊びや、郵便屋さんごっこ、お手紙の交換こ、男の子だったら好きなキャラクターのバトルカード作りなど。
その子が好きな事をポイントにして覚えるといいですよ。
飽きてきたら他の遊びに移りましょう。無理に続けさせると ひらがなを覚える事を嫌がるようになってしまいますからね。
さぁ読みが覚えられたら、次はいよいよ書く練習です!
間違いは指摘しないで。できている所だけを褒める
書く練習で気を付けたいのは、間違いを指摘したり訂正したりしない事です。子供は間違いを指摘されると、恥ずかしがったり、自信を失って一気にやる気がなくなるので、とにかく「できている所をほめる」これ大事です。
「すごいね!」とか「いつの間にこんなに書けるようになったの!?ママ知らなかったー!」とか言ってあげると「できる自分、すごい!」と自信とやる気がつきます。上手に書けたね、がんばったね、と花マルなどを付けてあげるのも喜びますよ。子供って○とか正解!とか大好きですよね。
この時に鏡文字のように左右反対になっていたり、「ほ」の上の棒を突き出して書いてしまっている所を指摘したり、形を赤ペンで訂正したりはしないように注意しましょう。
ママは気になってしまいますが、ひらがなは1回や2回で覚えられる物ではないので、何度も繰り返すうちに正しい形になっていきます。子供自身も自分で間違えた事に気づくようになるので、間違っている所はあまり気にしないで、正しくかけてる、綺麗にかけてるいる所を褒めてあげましょうね。
ある程度書けるようになったら、「綺麗な字を書く」事に挑戦してみましょう。
きれいな字を書くには、正しい形を書いて覚えるしかない
こればっかりは理屈じゃなく、手で覚えるしかありません。
コツは正しい形、きれいな形の文字をひたすらなぞる。なぞって目や手や体で覚えていきます。
パソコンで「ひらがな練習」と検索すれば無料でプリントなどがダウンロードできるサイトなどもあるのでプリントアウトして使用してもいいですね。
参考→ ちびむすドリル
ちなみに我が家は私のお手製のノートです(笑)
私もあまり字が綺麗ではないんですが、ひらがなくらいなら、なんとか・・・!
5歳の次女の「ひらがな練習ノート」子供が好きな言葉や単語など、その日その時、興味のある内容にしています。
「せんぷうきやすい」は、この日、扇風機が壊れてしまったので…扇風機の後につづくいい3文字言葉が思いつかなかったの。
安くはないけど、高くもないし…。「だいじ」くらいにすれば良かった!
ノートの周りの落書きがまた子供らしくって微笑ましい(笑)
これを大事に取っておくのも、いい思い出かもしれませんね♪
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