子供の友達が中学受験をする事になりました。
こんにちは、セトラです。
我が家の話しではなくて申し訳ないなんですが、全く縁遠いと思っていた''中学受験"が身近な所で持ち上がったので、今まで一度も考えた事がない"中学受験"について考えてみました。
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中学受験のイメージ
中学受験、というとどんなイメージがありますか?
子供の成績が良い?
家庭が裕福?
家がお医者さんとか会社社長とか?
私が子供の頃はそんなイメージを持っていました。
受験=試験=勉強=競争
中学受験=私立中学=お金がかかる
こんな構図が頭の中にあったんです。
受験する子も、私が知る限りは学年で1人か2人。自分にはまったく関係のない話しでした。
全国での中学受験の割合
中学受験をテーマにしたドラマがヒットしたり、公立の中高一貫校が増えてきたり、と中学受験をする子の割合が増えてきています。
とはいえ、中学受験をする子の割合は全国でおよそ7%というデータがあるそうです。
そんなに多くはないように感じますが域差があり、中学受験をする子供の割合はやはりというか、東京都がトップです。
東京都では、まわりがみんな中学受験をする、という状況の地域もあるようで、まわりが中学受験をするから自分も、というケースもあるようです。すごい地域ですね。
逆に地方では今でも中学受験は珍しいケースのようです。
私も地方出身なので、そのあたりは今も昔も変わらない、と言ったところでしょうか。
中学受験、いつから準備?
受験の準備は早い家庭だと、小学1、2年生の頃からすでに中学受験を視野に入れている人もいます。
中学受験をする子が多い地域や、ご両親が受験経験者など、でしょうか。
多くは小学4年生の頃から中学受験の為の勉強を始める家庭が多いようです。
いずれにしろ、そんなに早く⁈という段階で準備しています。
5年生から準備は遅い?
5年生から始める家庭もあるようですが、元々の自力がないと厳しいようです。そして、なかなかハードなスケジュール。
子供の友達も、5年生から受験準備をはじめたので、毎日が塾通いです。夏休みも夏期講習に通い、1日5時間の授業を週4日でこなしていました。
そんなに勉強しなくちゃいけないんだ!
まだ1年以上あるよね?その生活、後1年以上続けなくちゃいけないの?とびっくりです。
そしてそのペースについていって頑張っている子供がすごい!我が家のゴロゴロして遊んでばかりいる子供とは大違い(汗
本当にその子には、報われてほしいなぁと思います。色々な物を我慢していますから。
スケジュールもびっくりですが、塾代もびっくりするお値段。
そうですよね、週4日ですもんね。我が家ではとてもとても…子供も大変ですが、親も相当の覚悟が必要なようです。
塾では、5先生のうちに6年生の内容を先取りし、6年生になったら、中学受験の為の勉強をするそうです。
一体、中学受験の試験ってどんな物なんでしょうね…。
中学受験のメリット
そこまでして受ける中学受験。
一体どんなメリットがあるの⁈
という事なんですが、
- 落ち着いた環境で勉強できる
- 質の高い授業が受けれる
- 中高一貫校なら高校受験をしなくていい
- 内申点は関係なく、成績だけで判定されるため、内申点を取りにくい子に向いている。
- 小学校で馴染む事ができなかった場合、新しい環境でリスタートできる
などのメリットがあるようです。
こうやって見ていくと、なるほど、と思えるメリットですね。
私も落ち着いた環境、質のいい授業は魅力的に感じます。
実際、公立の小中学校が荒れている地域では、落ち着いて勉強がしたい、という理由で私立中学を受ける子もいます。
子供がその気なら受けさせてもいいかも?と思ったんですが、勉強し続ける精神と体力がないな、と一瞬で断念しました(笑)お金もないですしね!
中学受験のデメリット
では逆に中学受験のデメリットは何だろう?何でも、メリットがあればデメリットもあります。
- 毎日、数時間の勉強で子供が好きな事ができない、心身的に負担が大きい
- 小学校時代、友達と遊ぶ時間がなくなる
- 学校の宿題やスポーツの習い事などと両立が難しくなる
- 塾代などお金がかかる
- 私立中学の授業料がかかる
- 近くに私立中学があり、通えればいいが、遠くの学校に通うとなると通学が大変
- 高校受験をしないので、高校に入ったら外部受験で進学してきた子より成績が下がる事がある
- 勉強についていけなくなったら取り戻すのが難しい
なかなかこれも納得できるデメリットです。
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私は、子供のうちにやりたい事をやってたくさん遊んで欲しい。色々な経験や友達の大切さを知って欲しい、と考えているので友達との時間がなくなる、のは考えてしまいます。
中学受験をする事になった子のママも、毎日の塾通いを目にして、本当にこれで良かったのか、と葛藤していました。
この選択が、その親子にとって良い経験になるといいなぁ、と思います。
まとめ
ここまでを振り返ると、中学受験は時間と体力と気力、そしてお金がかかる事がわかりました。
親も子も色々な葛藤や辛抱をして挑まないといけない事もわかりました。
頑張って受験した事が、子供のその後の為になるなら、それも選択の一つになるでしょう。
もちろん、地元の中学校だって十分魅力があります。
進学した中学校で全てが決まる訳ではないですし、後から後悔しないために、受験をする、しないは子供と家庭の状況をよく考える必要があるようです。
でもやっぱり、平凡家庭の我が家では縁遠い話しでしたね。
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