幼稚園を選ぶ時、バス通園とお迎え、どっちがいいの?と悩むママもいると思います。
昔は近くの幼稚園に通う子供が多く、徒歩でお迎えが普通でしたが、最近では私立幼稚園も増えてきて通園バスで通う事もありますよね。
近くの幼稚園の方が何かと便利なのは確かだけど、少し遠いけど気になる幼稚園もある。
というママのために、どちらも経験した体験から、それぞれのメリットとデメリットを比較してみました!
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バス通園
我が家の長女は3年間バス通園でした。
その時感じた事は次のようになります。
メリット
- 園まで行かなくて良い。
園のバスが巡回するコースが決まっており、その途中途中で園のバス停というのがあります。
自宅から近い所のバス停を乗り降りする事になるので、送り迎えにかかる時間が短くなります。
近くにバス停がないけれど、巡回コース上に幼稚園バスが停車できるような場所があれば、新しいバス停を作ってくれる場合もあるので、幼稚園に相談してみるといいですよ。
- 雨の日など移動手段に困らない
雨が降っている中、傘をさしながら自転車を漕ぐのは気をつけないと危ないです。また、徒歩だとしても子供の歩くスピードは遅く、カッパを着ていても濡れたり鞄や荷物が濡れてしまったりします。
- バス停の親子と仲良くなれる。情報を聞ける
バス停に他の親子が居れば仲良くなったり、先輩ママさんから情報が聞けたりします。特に年少さんや初めて幼稚園に通うママの場合、分からない事が多いので、幼稚園の行事の事など教えてもらえると助かりますよね。
- 帰りの時間が延びる
バス通園の場合、保育終了時刻からバスに乗せるので、幼稚園にお迎えに行くよりも遅い時間にバス停に到着する事が多いです。そのぶんお迎えの時間を遅らせる事ができます。
デメリット
- バス代がかかる
幼稚園によって金額は違いますが、だいたい月に3000円~5000円くらいが相場のようです。また、バスの維持費として別に金額がかかる場合もあります。年間にすると3万5000円~6万円くらいかかる計算になりますね。これが3年間なので、結構な負担になります。
- 幼稚園の様子がわかりにくい
園まで迎えに行く事がないので、幼稚園の様子がわかりにくい。朝の雰囲気や帰りの雰囲気が分からないので気になります。特に幼稚園に入ったばかりの頃は、子供の様子がわからないのは心配です。
- バス停で気の合わない親子と一緒になるかも
あまり気の合わないママさんと一緒になるかもしれません。そうすると1日2回、場合によっては3年間、毎日顔を合わせるので、ちょっと気疲れするかも。子供が一緒の時は気がまぎれますが、お迎えでバスを待っている間などに会話がないと気まずかったり、だんだん苦痛になってくる事も。
- バス停に他の親子がいない場合は、園との接点がなく情報が入りにくい
バス停でご近所ママさんと知り合う事ができますが、自分達親子しか利用しないバス停という場合もあります。バスを待っている間などは一人なので気楽ですが、そうなると幼稚園の情報を気軽に聞く人ができず、情報が入りにくくなってしまいます。
お迎え
次に徒歩、あるいは自転車での送り迎えですが、次女の幼稚園は転勤の関係で自転車通園→バス通園、と両方経験しています。
その時に感じた事は次のようになりました。
メリット
- バス代がかからない
当たり前ですがバス代がかかりません。年間にすると結構な金額になるので、バス代の負担がないのは助かります。
- 園の様子がわかる、情報が入りやすい
お迎えに行った時に園での雰囲気が見えます。朝の雰囲気や帰りのお迎えの様子など、子供が園でどうやって過ごしているのか、少しでも様子が伺えるのは安心ですよね。
また、担任の先生と話す機会が多いので、情報も入りやすいですし、ちょっとした事でわざわざ電話で聞くほどでもないけど・・という事も聞きやすいです。先生から園での子供の様子などを聞く事もできますよ。
- 他のママと知り合う機会が増える
他のお迎えママと顔見知りになったり、子供たちが一緒に遊んでいるうちに知り合いになったりできます。バス通園よりもたくさんのママさんがお迎えに来ているので、気の合うママと知り合える機会も増えます。
- 子供と一緒の時間が長くとれる
送り迎えの時間も子供と一緒ですし、降園時間も早めなので、子供と一緒の時間が長くとれます。どの子もママの事が大好きなので、ママと一緒の時間が長いのは子供も嬉しいです。バス通園の子も、たまにお迎えにするととても喜びますよ。
デメリット
- 毎日の送迎が大変
毎日、幼稚園まで送り迎えをするのは結構大変です。徒歩ですと子供の歩くスピードはゆっくりで遊びながら歩いたりするので、短い距離でも時間がかかります。また真夏の暑い日や真冬の寒い日も熱中症にならないか、風邪を引かないか、と気を使います。
自転車も子供を乗せて運転するのは結構な重労働。年少の頃は小さかった子供も、年長にもなると体も大きく、重くなるので抱きかかえて自転車に乗せるのも大変になってきます。
- 雨の日が特に大変
特に雨の日は、徒歩や自転車だと通園するのにカッパを着せたり、カバンや荷物が雨に濡れないように工夫したり、と支度が大変になります。
そのぶん準備もかかりますし、家を出る時間も早めなくてはなりません。
追記
雨の日の自転車送迎で、便利な物を見つけました!
これなら子供にカッパを着せる手間が省けますね。
現在の地域では、基本的に子供乗せに付けっ放しの人が多いようです。地域性とか、あるのかしら?
前乗せ用のカバーもあります。
これで下の子を連れての送迎も大丈夫!
とはいえ、ママは大変だぁ(;´・ω・)
※車での送り迎えは、原則NGな幼稚園が多いです。どうしても車を使いたい場合は、近くのコインパーキングなど利用してね。
- お迎えの時間が早い
お迎えの場合、保育終了時刻がお迎えの時間になる場合がほとんどです。保育終了後からバスに乗せるバス通園と比べると早いなぁ、と感じます。
まとめ
バス通園と徒歩・自転車などの送迎、どちらにも利点と欠点があります。
大きな違いはバス代金の有無と送迎にかかる手間と時間でしょうか。
バス通園 = お金はかかるけど、手間と時間を少なくできる。
ママが送迎 = 毎日の送り迎えが大変だけど、お金がかからず子供の様子が見えやすい。
2年あるいは3年通う幼稚園。
近くの幼稚園とちょっと遠くの幼稚園で迷っているママがいたら、少しでも参考にしてくださいね。
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